 用意するもの(1人分)茶葉5~6gを入れたポット、沸かしたてのお湯150~160cc、茶漉し、氷をたくさん入れた容器、マドラー、アイスティーを飲むときに使うグラス
アイスティーの場合も基本は同じです。空気を多く含んだ、沸騰したての軟水を使い、ジャンピングが起こるようにします。茶葉の量はホットのときとまったく同じで、5~6gです。
アイスティーの場合、氷で冷やすため、溶けた氷で薄まることを考慮して、お湯の量はホットのときの半分にします。蒸らす時間は2~3分と、ホットのときと変わりません。
できあがった濃い紅茶を茶漉しで漉しながら、氷をたくさん入れた容器へ一気に注ぎます。そして手早くマドラーを使って、かき混ぜ、紅茶の温度を急激に下げます。出来上がったアイスティーをグラスに注いで、完成です。お好みでミルクやシロップを加えて、お楽しみください。
手早くかき混ぜて、紅茶の温度を一気に下げるのは、紅茶の成分のひとつである、タンニンが凝固して、濁りが生じてしまう、クリームダウンという現象を防ぐためです。渋味のある茶葉ほど、タンニンが多く含まれている可能性が高く、クリームダウンしやすい傾向にあります。反対に渋味のさほどない茶葉であれば、澄んだアイスティーを作りやすいと言えます。
またフレーバーティーの種類によっては、茶葉以外の材料が影響するのか、どうしても濁りが生じてしまうものもあるようです。当店の例で言えば、アップルやココナッツなどはどんなに注意して作っても、濁りが生じてしまいます。この場合の濁りはおそらく、クリームダウンではないでしょう。
もっともクリームダウンしてしまっても、見た目が悪くなるだけで、味に違いはありませんので、あまり気にすることはないと思います。
うまく写せず、違いが分かりづらいですが、写真は、クリームダウンしたもの(写真右)としていないもの(同左)です。紅茶の水色、光の通り具合を比較していただければ......。 |